【Echoes】フリーゲームの探索型ホラー。とある廃ホテルで『なにもない』事を証明するために調査へ…。第1回
2021年9月に配信開始されたフリーゲーム【Echoes】を解説していきます!
ネタバレを多く含むというかネタバレしかありませんので、未プレイの方はご注意ください!下にダウンロードリンク貼っておきますのでぜひプレイしてみてくださいね!
【Echoes】ダウンロードはコチラから▷https://www.freem.ne.jp/win/game/26583
もうプレイした方や内容だけ知りたい方は、僕が実況した動画のPart1も置いておきますので良かったらご視聴よろしくお願いします!
基本的なコト
【Echoes】はシステムとしてはオーソドックスな「探索型ホラーゲーム」です。
追いかけられる要素がほんの少しと、シナリオを進めるためのアイテムを集めたり、謎解きをしながら探索を進めていきます。
装備はなく、入手するアイテムもそこまで多くありません。基本的には入手していれば使うべきタイミングで勝手に使ってくれます。鍵とか人形とか。
一般的なモノと少し違う点は、ステータスは体力である“HP”と【クトゥルフ神話】TRPGなどで使用される“SAN値”というモノが設定されています。
HPは「追いかけられ要素」でガジガジされると減ります。もちろん0になればゲームオーバーですが一撃で死なないあたりは優しいですね。
SAN値は“怪異的なモノ”と遭遇したりショッキングなイベントがあると減少します。0になると狂気に囚われるかゲームオーバーになるようです。僕は狂気にとらわれてから結果としてゲームオーバーになりました。
ホテル内の探索
とあるホテルにやってきた調査員の“シス”と“ルイ”の目的は、この廃ホテルに『なにもないこと』を調査して報告すること。『なにかある』コトもよくあるようで、入社時に『遺書』や『相棒がオカシクなった時の対処』まで研修されています。
“そういった事態”になるコトがある以上、報酬は良いんだと思います。
今回の調査対象のホテルが結構ヤバイ案件で、ロビーからしてもう完全に“なにかある”状況です。床や壁に血が飛び散っている、日誌には不可解な内容、しかも突然終わっている。100点満点ですね。
探索を進めていくと、このホテルが廃業する前の様子が従業員のメモや残された書類から分かってきます。とは言っても僕は全部分かっている訳ではないので、書き進めながらなんとなく考えていこうと思います。
まずこのホテル内で客からの苦情が多発します。
内容はほぼ怪奇現象的なモノで、赤くてドロドロした何かに関連したものが多数。完全に血です。本当にありがとうございました。もちろんその報告を見た時点で分かりますね、ココには『なにかある』と。
しかしまだ調査を中止して帰れないらしく、1階ロビーで見つけた鍵で2階の部屋に入ります。
赤いじゅるじゅる
初邂逅は見ただけで部屋を飛び出して即帰還を決断させるほどの衝撃。
彼らに『そういったモノ』を見る能力があるのか、それとも誰が来ても見えるのか。この赤いじゅるじゅるは特に追いかけてきたり何か攻撃してきたりはしませんが、近付くとガジガジされてHPが削られます。見方によっては可愛いかもしれません。僕はそうは思いませんが。
入ってきた正面入り口から出ようとすると鍵が壊れています。
鍵をかけたルイが壊したなんてシスは言ってますが、コレは完全に赤いじゅるじゅるの仲間の仕業ですね。いや本当に元々壊れていたかもしれませんが。とにかくいつも通り帰れなくなりました。コレがないと帰って終わっちゃいますしね。
直後12年前に廃業しているホテルの館内放送が流れます。
電気が生きている訳もなく、もしかしたら幻聴だったのかもしれません。僕がプレイしている時は『怪奇現象』の1つとして普通に受け入れてしまいました。人間の慣れって怖いですね。
セントラルホール
呼び出されたのは5階のセントラルホール。
と言っても5階にはホールが3つあり、そしてこれもいつも通り謎解きをしないと入れません。
行きたい所(扉やピアノ)を調べる事で進行に関するヒントが確認できます。これ見なくても先にアイテムを揃えていたらそのまま進めるのかな?初見では前もって所持する事はおそらく無理だと思うので、タイムアタックなどをする場合はカットできる演出かもしれません。
このセントラルホールに入る為には左右の2つのホールでスイッチを押さないといけなくて、さらにその2つのホールに入る為には楽譜を探してピアノを演奏する必要がある。急に作業工程が増えてますね。しかもこの先はややノーヒントで行ける所を潰していかないといけません。
僕はこういう探索が非常に苦手で、実際のプレイではかなり時間がかかりました。
各階の部屋で鍵のかかっていない扉がいくつかあるので調べていきます。中にはまた赤いじゅるじゅるがいる部屋もありますが、回復アイテムも落ちていますので、取っておくと最後の最後で役に立つかもしれません。僕はコレがあって少し安心感がありました。
楽譜があるという部屋には楽譜はなく、代わりに『お人形を返して』とメッセージが。
とあるお部屋で支配人の娘さんの、ホテル廃業前の出来事の記憶を辿りつつ進み『人形』を入手。ココでどうやら支配人は奥様が亡くなった後すぐに女を作ったらしいという事が分かります。この娘さんの記憶と別の部屋で従業員の記述もありました。
そしてよく分からない部屋のスイッチをなんだかんだで作動させて、人形になかった『ガラスの目』を入手。この完成した人形を返すことでやっと『楽譜』が手に入ります。長かった…。
今回はココまで。