メイドインアビス徹夜して完走した感想#1 アニメ1話から劇場版までとりあえず見ました!
いやーずっと気になってはいたんですけど、アニメから少し離れていたコトもあってまだ見ていなかったんですよね!なんとなく1話を見たら面白そうだったので、そこからは少し時間あきましたが本日アニメ化されている作品は全て見ました!
という事で、ネタバレを多く含む感想をつらつらと思いつくままに書いていきます。
ダンジョン《アビス》
とりあえず転生モノではなかったコトに一安心しつつ……。
ストーリーはダンジョン探索である為に、文明は当然そこまで進んではいないですね!
しかしオーパーツ的な《遺物》と呼ばれるアイテムがありますので、移動手段や通信等の便利アイテム、強キャラの武装など所々に現代並みの技術が使われています。
コレも世界観を壊すほどのそのままの装置や兵器ではなく、一応遥か昔の産物としての形をしていますので違和感は感じなかったですね!
黎明卿が使う武装はちょっとオーパーツオーパーツしていたようにも思いますが……まぁボスですからね。
個人的には《アビスの呪い》の設定がなかなか難しいなぁと感じました。
僕たち(レトロゲーマー)が想像するダンジョン探索というのは、潜る事に関して【死ぬ】以外のリスクはないんですよね。厳しい中にも。
その【死】も例えば毒を治せずに体力が持たなかったとか、強敵と出会い全員戦闘不能になったとか、罠によって帰れなくなり消耗してやられるとか……そういった基本的にはモンスターや迷宮の罠によって直接命を奪われる【死】です。
しかし《アビス》にはそういった危険にプラスして『高度上昇によるペナルティ』のようなモノが存在し、コレが《アビスの呪い》と呼ばれている代物です。
呪い自体のメカニズムは【成れ果てのナナチ】によってなんとなくレグに説明されています。
《膜》のような《力場》がアビスには存在していて、それは上から下に通る時には何の影響もなくスルッと通れる。
しかし下から上に行こうとすると破れて、人体の脳や身体の中心など重要な部分が膜を通ってしまうとヤバイ。
深度の浅い所は吐き気や眩暈など比較的軽めの症状で、深くなればその深さに比例して症状が段々訳の分からないモノになっていきます。
コレがこのダンジョン探索の難しさというか生存者のバケモノ加減を表していたりもする訳ですが……その代償があまりにも大きすぎて、もはや生きては戻れないんですよね、普通に探索してたら。
《全身から血が噴き出す》《人間性を失う》など事前に先駆者たちが犠牲になって情報としては知られていますが、その対処法が基本的にはなく降りたら戻れないのが現状だと思います。
しかも症状は10m程度の上昇で起こるので、建造物の階段を上るのもダメだし飛ぶモンスターにしがみついて上に連れていかれてもダメ。
アニメ後半の深度で全身から血を吹き出す、終盤と劇場版の5層では人の形を保てなくなっています。それを克服するための実験で大変な事になっていますしね。
降りたら簡単には戻れない、というのは分かりますが……この《アビスの呪い》が存在する意味が早く知りたいなぁと思います。
ちょっと長くなっちゃったのでまた次回少し語ろうと思います!!