【鉱山王の野望】の続編として一応物語が繋がっている本シナリオ。吸血鬼に逆襲されるのではなく吸血鬼になって逆襲するストーリーとなっています。たぶん。

しかしウィザードリィですからやる事はいつも通りです。迷宮を探索し謎を解き次の階層を目指す。

ただ今作はかなり特殊なシステムになっているので初めてウィザードリィをプレイする方には全くオススメできません。他のシナリオの何の参考にもならないよ！って事もないですがまずは他のシナリオをクリアまでやってみましょう。コレはそれからで。

今まで進めた所までを少し振り返って愚痴でもこぼしていきましょう。

地下10階

拠点でパーティーを組んだらまずはココからスタートします。

迷宮の最下層から地上を目指していくという事ですね。ワードナの逆襲的な感じで良いんじゃないでしょうか！しかしこの最初のフロアからもう相当に厄介なギミックなので初心者はココすら突破できないと思います。

ストーリーの設定上、拠点に戻ることは出来ません。吸血鬼ですから。なので回復はダンジョン内にある『黒棺』にお金を払って泊まる事で行います。料金が強制的にかかる分HP・MP共に全回復するので序盤は特にこまめに利用する事になると思います。

さて、ウィザードリィで最初にやる事と言えばレベル上げですね。

今作も普通に戦っていくんですが、吸血鬼という事もあってか味方は回復呪文を覚えません。その代わりに全員にHP吸収20％が付いているので戦闘中にダメージを与えれば微量回復します。あとは敵が血をドロップしますので、コレを飲む(使用する)事でも回復できます。

血には様々な種類があり、ステータスを上げるものやレイズアッシュ(復活)、キュアオール(全快＆異常回復)など特殊な効果のある血もあります。一番多く手に入る『美味なる血』も使用すればヒールの効果、SP解放で最大HPアップの効果になります。

個人的には、お金は泊まるのに困らない程度は手に入るので、手に入った『美味なる血』はSP解放でHPアップしたほうが序盤は特に安定しやすいと思います。上昇量は1~3くらいでしょうか。それでも最序盤は生存率が変わってくるはずです。

少しシステムの説明が長くなりましたが、レベルを上げてある程度安定してきたら探索範囲を広げていきます。

そしてこのMAPの構造にすぐ気が付くはずです。

『ワープだらけだ』と。

普通最初のフロアだったらとりあえずダークゾーンと隠し扉くらいかな？なんて思っていた時期が僕にもありました。しかし現実は非情で、とんでもない量のワープが設置されています。さらにカギのかかった扉も複数設置、順番に開けて固定敵を倒していかなくては進めない仕様。鬼です。

ただでさえ分かりにくい細かいワープの連続で通路の構造も似たようなものが多い。何度も何度も同じ場所を通りやっと少しずつ構造を理解していく……最初のフロアから飛ばしすぎだろ！と正直思いました。いや飛ばし過ぎです。

毎回マップを確認したいんですがMPも有限であり、本当に少しずつマップを埋める、そして方眼紙に手書きの地図を書くという令和の時代にあるまじきアナログな確認作業を繰り返しました。

結果何とか正解ルートのワープを繰り返し突破。非常に時間のかかるエリアでした。いや、今後の全部のフロア非常に時間がかかるんですが……。

次の愚痴はまた次の機会に。