『なりきりロールプレイ』でコンプレックスを克服できる??対人恐怖症などの社交不安障害の治療
この記事は【ナゾロジー】さんの記事を元に、僕がざっくりと内容を説明するモノになっていますので、詳しい内容はコチラのページからぜひご覧ください!!
▽ナゾロジーさん▽
「なりきりロールプレイ」で自己イメージを改善できると明らかに
▽記事ページ▽
https://nazology.net/archives/93611
知らない人と話すことが苦手だったり、相手が自分を変に思ってるんじゃないかとか、そういった不安からコミュニケーションが苦手な方も多いのではないでしょうか??
僕はみなさんが想像する典型的なオタクなので、学生の頃とか友達が全然いませんでした。
今もそんなにいないんですけど。
そんな方に朗報です!!
今回紹介する
『過剰な自己に対するマイナスイメージを改善に役立つ方法』
コレは比較的オタク側の人間の方が取り組みやすいのではと僕は考えていますので、詳しくは元の記事の方を、とりあえずざっくりとコチラは見てみてください!!
まずはタイトルにある【ロールプレイ】というモノについて説明を。
ゲームの話になりますがこの動画でそれっぽい事を説明してますので音声で聞きたい方はコチラを。
今回『Journal of Behavior Therapy and Experimental Psychiatry』に掲載された論文にて、『立場(性別)逆転を含めたなりきりロールプレイ』が正しい自己理解に役立つ、との研究結果が発表されました。
まず【ロールプレイ】とは
『想像上のある役柄を演じる』
簡単に言えば演技をする事ですね!
【前提・ルール】として設定された世界観の中で、その中の登場人物になりきって発言をしたり行動をする。ゲームが好きな方は昔からある『テーブルトークRPG』で通じるのではないでしょうか?
例えば店員さんとお客さん、面接官と就活生の様にそれぞれの立場になって演技をするのがロールプレイと言われるモノです。
以前から対人恐怖症などの社交不安障害の治療に、前述の『ロールプレイ』はある一定の効果は認められていました。他人と上手く話せずにオドオドしてしまったり挙動不審になってしまう人の訓練に活用されてきたそうです。
しかし効果はあれどやはり限界はあり、それこそ他人がいくら言っても本人次第の『自己に対するマイナスイメージ』を改善というか、正しい自己理解という所まで持っていく事は難しい。
そこで研究者たちは『立場逆転なりきり』という新しい要素を追加しました。
▽なりきりロールプレイの手順▽
- まずはそれぞれの立場に分かれてロールプレイを行う
- 立場を入れ替えて再度ロールプレイを行う
- 入れ替えの際に元々演じていた相手のロールプレイを出来るだけ真似る←New!
この3つ目のポイントが重要で、
『相手が演じた役柄を相手の前で真似る』
これによって、逆に言えば自分が演じた様子を今度は自分が見る訳ですが、客観的に自分がどんな感じだったかを知る事が出来ます。
社交不安障害の方の中には
- 他人から変に思われているかも
- きっと気持ち悪がられている
そんな自分に対するマイナスイメージを持っている方もいるそうです。
相手の立場から自分を客観的に見る事で
『自分が思っている感じと違う』
『周りが見たらこうなのか』
『そこまで変じゃない』
など、もちろん逆に落ち込んでしまう可能性は無きにしも非ずですが
『過剰な自己否定や歪んだ自己理解』
を、この新しく提案されたロールプレイを行う事で大幅に修正・改善できるかもしれません。
あなたがこういったコトで悩んでいて、この『立場逆転を含めたなりきりロールプレイ』を試せる環境にあり、まだやった事がないなら試してみてはいかがでしょうか!
ココからは本当に元の記事とは全く関係ない個人的な意見ですが、コレを試すこと自体が少しハードルが高いという気はしています。
誰か信頼できる、真剣に向き合ってくれる相手がいたり、なにかそういう機関や機会がないと難しいのかなぁなんて。もちろん病院に通っていて治療を受けている方も、そんな事知ってるよ!って方もいると思いますが
『この子は内気・あがり症である』
くらいでそのまま苦労して社会生活していたり、できなくてお家にいたり、そんな人たちはどうやったら出来るのかなぁと考えてます。
もしそんな誘いがあっても当時の僕なら行かないですね。怪しいし。メンドクサイし。
自分が、もしくは本人がそのままで良いと思ってるなら無理にすることでもないと思います。自分がハマっている事、その子のその個性で生きていける道を探しましょう。
もうなんでも職業になりそうな世の中ですので、好きな事を活かせる何かが絶対にあります。
あんまり急かすのもアレですが、若ければ若い方が前提としては有利です。
もちろん年齢を重ねてからでも遅くはありませんが、体力的なモノだったりシガラミ的なモノだったり、なんだかんだ動きにくくはなりますので…。
長くなりましたが…
コレを何かのキッカケに行動したり、時間があればこの後ナゾロジーさんの他の記事もぜひ見てください!僕としては面白い事ばっかりなんですが、ざっと眺めてみるだけでもあなたの興味のあるコト、役に立つコトがあるかもしれません!
僕のブログが少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。