星のカービィ ディスカバリー 3Dアクション初心者でも楽しめる秘密
星のカービィ最新作!3月25日発売!!
カービィシリーズ本編で初の3Dアクションゲーム。
ジャンプやホバリングなど3Dアクションと相性が良さそうに見えるカービィですが、なかなか本編全てを3Dアクションとしたカービィには辿り着けなかったそうです。
この記事では様々な問題に対処した中で、特に遊びやすさに関しての工夫をピックアップしてお伝えします!
開発の裏話やハル研究所さんとのお話など、色々な話題がニンテンドー公式HPで特集されていますので、まだご覧になってない方はぜひ見てみてください!
公式HP『開発者に訊きました』→https://www.nintendo.co.jp/interview/arzga/index.html
アタリハンテイ力学?
モンスターハンターのガノトトスの亜空間タックルで有名(?)なコチラの用語、ご存じですか??
知らなくても全然問題ありませんが一応説明しておくと、
『当たっていないように見えて実は当たっている』
という目に見える画面とゲーム内の当たり判定のズレをそういうモノだと諦めた言い方ですね。
モンスターハンターでは主にプレイヤーにとって不利な状況で使われていましたが、星のカービィディスカバリーでは逆にプレイヤーが遊びやすい様に非常に凝った工夫がされています。
攻撃時の当たり判定についてインタビューから……
今作ではゲーム画面で攻撃が当たっているように見える時は
実際当たっていなくても「当たる」ようにするという仕組みを入れました。
カメラとカービィの位置関係からその範囲にある時は、攻撃が当たります。
お客さまから攻撃が当たったように見える範囲を自動で特定して
それによって、3Dアクションが苦手な人でも ストレスなくスムーズに攻撃を当てることができるようになりました。
横から見えて当たっているなら…
実際には当たっていなくても当たる!
コレ何気にスゴイ調整なのでは……?
視点や奥行きの距離感というのは3Dならではの問題で、初めて触れる人にとってはストレスになる点の一つだと思います。それを今回のカービィはプレイヤーが当たったと思った攻撃はしっかり当たるように、気持ちよくプレイできるように工夫されているようです。
ファジー着地
これも3Dアクションならではの問題を解決するために工夫されたモノの1つで、ジャンプに関する調整です。
インタビューから……
見下ろし気味にカービィが見えていると
着地したつもりで再びジャンプしようとAボタンを押したのに、 実際はカービィがまだ着地しておらず ホバリングになってしまう、ということが起こります。なので、これも地面からある程度近い距離でAボタンを押したら、
ちゃんと着地したことにしてしまおう、というファジーな調整を入れています。
これによって距離感を見誤って早めにジャンプボタンを押してしまったとしても、
プレイヤーが着地したと思ってジャンプボタンを押した
と見なして考えた通りにカービィが動く、というコトですね!
上記の当たり判定も含めてプレイヤーの気持ちよさ、遊びやすさにこだわった調整がされています。
という事で、シリーズ最新作『星のカービィ ディスカバリー』の遊びやすさ解説でした!
開発者の方々が大変な努力をしてくださって、子供から大人まで楽しめるカービィが出来上がった。こういう裏話を知る事が出来るとより一層ゲームも楽しめますし嬉しいですよね!